フリーランス美容師が増えている理由

現在フリーランス美容師は年々増加し、今では美容師免許保持者の15%で今後はさらに増えることが予測されています。
https://www.shinbiyo.com/spwnews/?p=13099
引用:新美容
ではなぜ今フリーランス美容師が増えているのでしょうか?
今回はそれについて我々の視点を説明していきます。
1.そもそもフリーランス美容師とは

フリーランス美容師を定義づけすると、それは「店舗を持たずに開業している美容師」です。
従来の美容師のキャリアは「店舗に雇用され続ける」「自分で出店独立する」2パターンだけでした。
フリーランス美容師として働くことで、初期費用をかけずに事業を始められることで自由度が高い働き方とそれに見合った報酬が得られます。
2.フリーランス美容師が増えた理由

①働く選択肢が増えた
時代に見合った働き方を叶える選択肢として、業務委託型サロンやシェアサロンなどが台頭してきた経緯があります。
②旧態依然のサロンが働きづらかった
美容師=職人というイメージが払拭されず、社会保険未加入のブラック企業といいわれる状態が少なくない。そのうえで長時間労働のわりに安月給であること、後輩との練習会でサービス残業なども強いられることが多いです。
③起業コストが低く済む
一般的な出店独立と比べ、内装費や設備費などの初期費用もありません。
3.どこでフリーランスとして働けるか

フリーランスが働く種類は大きく分けて3つです。
①「業務委託型」
向いてる人
まずはフリーランスをやってみたい、副業やパート感覚で始めたい。
特徴
結婚式のヘアメイクや着付けのお仕事などかなり幅広いので、ここでは業務委託サロンについてをお伝えします。
サロン側が集客したお客様を美容師が施術し、その対価として一定報酬を得られる仕組みです。設備や備品は全てサロン側から提供されることがほとんどです。
働きやすい業務委託サロンの選び方は
◻︎集客力があるか?(完全歩合なのでやればやる分報酬が高くなる)
◻︎価格を落としすぎていないか?(値段が安いほど薄利多売で体がキツい)
◻︎ルールが多すぎない(働く自由度が制限される)
サロンに集客力がないと完全歩合の業務委託美容師にとって収入減に直結します。またサロンの価格設定についても注意が必要です。
注意点
あまりにも安すぎる価格だと体がキツくなったり、いざ独立する場合にも客単価が低すぎるとしっかりとした経営基盤が作りづらいこともあります。また、インボイスが必要なサロンがほとんどなので顧客からいただいた消費税支払いも年収から5%程度の捻出が必要です。
②「面貸しサロン」
向いてる人
月間指名売上50万以上ある人、SNSが得意な人、環境の変化が好きじゃない人、
特徴
一般的なサロンの空席を借りて店舗の鏡や席を借りるスタイルです。
シャンプー台やローラーボールなど持ち込みが厳しいものに関してはお店の設備を使うことができます。コテやドライヤー、薬剤は自分で持参します。
※サロンによっては薬剤を購入できるお店もあります。
利用料金についてもサロンごとで条件が異なりますが基本は以下の3つに分けられます。
◻︎時間貸し(1時間1000円とか)
◻︎コミッション制(売上から50%とか)
◻︎月極(月額15万円とか)
注意点
面貸しサロンの注意点は新規集客のしずらさです。通常はホットペッパーなどの広告ツールを使うのですが、面貸しサロンオーナーは支払いなどの問題から広告掲載の了承できないことを考えるとSNSなどweb集客ができる人であることが望ましいです。
また、店舗の一部を借りることになりますから慣れるまでは時間がかかると思いますが、シェアサロンと違って人の入れ替わりが少ない分環境が変化するのが落ち着かない人にも向いています。
③「シェアサロン」
向いてる人
月間指名売上40万以上ある人、最大限自由に働きたい人、低コストで独立したい人
特徴
自分の売上から一定の利用料金を支払うことでセット面を借りることができます。
時間貸し〜月貸しまであり、利用料は月額固定〜売上の一部を支払ったりします。
フリーランス美容師が集まりシェアするので、高い設備や内装費を支払わなくてもサロンを構えて営業することができます。またモチベーションの高い美容師が集まりやすい側面もあり、情報交換や精神衛生面でもストレスの低い環境です。
シェアサロンでは個別でホットペッパー広告に出すことも可能です。
注意点
自分の指名顧客がいないと成り立たないのは面貸し同様です。
4.それぞれの年収幅

フリーランスごとの収入の差をざっくり計算してみました。
条件
月間指名売上60万円
【業務委託の場合】
売上に対し40%報酬なら 売上60万円×0.4=月収24万円(年収288万円)
【面貸しの場合】
売上に対し50%報酬なら 売上60万円×0.5=月収30万円(年収360万円)
【シェアサロンの場合】
売上から25%利用料として支払う 売上60万円×0.75=月収45.5万円(年収540万円)
このように同じ内容の業務を行なっても働く場所によって250万円以上も年収差があります。(もちろん裏方仕事などにも差はありますが)
5.まとめ

いかがでしたか?
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