働き方

なぜフリーランス美容師が増えているのか?

by Mori — MUUK share salon 代表

シェアサロン業務委託フリーランス美容師
なぜフリーランス美容師が増えているのか?

こんにちは!MUUKの森です。

働き方改革と言われて久しい昨今、美容業界でも働き方が見直される波が徐々に加速しています。美容師の平均年収は300万円という低い水準にあります。

美容師は専門学校へ行き、国家試験に合格して初めて働くことができます。そんな時間も努力もかかった技術を持っていても離職する人が後を絶えません。そんな中、「フリーランス」を選択する美容師が増えています。

では、なぜフリーランス美容師は増加傾向にあるのでしょうか?

フリーランス美容師として活躍する美容師も増え現状の働き方を見直す、まさに転換期となっています。

今までは、サロン側が集客するのが当たり前でしたが、情報社会やSNSなどの波及によって美容師個人が集客できるようになりました。
個人がSNSを活用して集客できるようになったので、サロンの集客に依存する必要がなくなったのです。

それによりフリーランスという働き方が可能となりました。

1. そもそもの美容師の給与体系

美容師の給与体系を説明するためのお金と植物の苗の写真

多くのサロンで以下のイメージで美容師の給与算出をしています。

①固定給(基本給)

②歩合給

美容師の「固定給」は拘束時間として勤務時間に乗じて基本的に支払われるもの、

「歩合給」は「お客様を担当した売上」から算出されます。

美容師の指名数、業務量に応じた歩合制度なので、頑張れば頑張るほど給料が上げることが可能です。しかし平均年収が上がらない理由は別にあります。

2. クーポンサイトの影響による働き方の変化

 クーポンサイトの影響による働き方の変化を説明するための「SALE」がベタベタ貼られた写真

フリーペーパー型クーポンやクーポンサイトが美容室集客におけるシェアを伸ばし、一党独裁状態となりました。大半の顧客はサロン選びにそのクーポンサイトを利用しますから、サロンは掲載しないわけにはいかない。でも掲載には多額の掲載費がかかる。

「 掲載しない=サロンにとっての死活問題 」

という構図ができています。そうなるとシワ寄せはどこにいくのか?それは美容師の収入に影響が出ています。

クーポンサイトで割引や低価格で掲載しなければ集客できないので、必然的に薄利多売なサロンが急増しました。

薄利多売ということは数をこなさないと売上が増えません。

今までより歩合率も低くなり、美容師の業務量が増え、結果的に美容師としての市場価値や働きがいにも影響が出ているように感じます。

3. 独立以外の選択肢がなかった

独立以外の働き方が増え、より自由にキャリアを選べるようになったことを表現する写真

多くの美容室は席数4席程度のサロンを1〜3店舗ほど運営をしています。一般的な会社にある「役職」のという概念はあまりなく、皆歩合給を上げることが目標になっています。

その中で頑張って指名数を上げたり切磋琢磨していき、最終的に辿り着くのが「独立開業」です。

2015年くらいまでの美容師の夢は「いつか自分のサロンを持つこと」というのが多くの美容師の脳裏にありました。

しかし開業資金は平均して800~1000万円。

大抵は借金をして開業します。

しかし美容院の出店数はコンビニ以上と圧倒的に多く、 1年以内に開業した美容院の廃業率は60%、3年以内で90%、10年以内には95%という高い廃業率です。

4. iphone発売以降でのSNSユーザー急増

スマホの普及によりSNS利用が急増し、美容師の集客方法が大きく変化したことを象徴するインスタグラムの画面

今まではクーポンサイトやフリーペーパーなどからしか集客ができませんでした。

しかしスマホが普及するようになってからは「情報の民主化」が起きました。

誰もが情報を発信できるようになり、美容師自身が個人で自分の売りを発信できるようになりました。

このおかげで美容師は必ずしもサロンやクーポンサイトに集客を依存する必要がなくなりました。

予約や事前カウンセリング、イメージの共有も格段にしやすくなり、ハサミとスマホがあればどこでも働くことができる美容師が増えました。

5. フリーランス美容師の間口が広がる

複数の方向へ分かれる道の写真(美容師のキャリアの選択肢を象徴)

昨今では業務委託サロンやシェアサロンが増え、収入を増やしながら自由な働き方を実現している美容師が増えています。

フリーランスの良い点は、時間生産性が高いこと、雇用のように拘束時間がないのでライフワークバランスがとりやすいところです。

雇用型サロンのように意義を感じないミーティングや後輩の練習会、社内強制行事、上司への忖度などはありません。

6. なぜ今フリーランスなのか?

デスク上のノートパソコンと文房具の写真(新しい働き方を象徴)

なぜ今フリーランスという働き方が注目されているかというと、それは美容師という仕事を楽しむのに最適な働き方だからです。

美容師はそもそもアーティストであり、クリエイターであり、クラフトマンです。
クリエイティブになるには、独自の価値観や世界観、マインドを見出すために自由度が必要です。そうなるにはフリーランスが最適でしょう。

7.まとめ

いかがでしたか?フリーランス美容師でうまくいけば月160h程度の労働時間で年収1000万にも手が届きます。そして以下のような状況が生まれます。

・時間的な自由
・精神的な自由
・経済的な余裕


子供の運動会や、連休に休みを取って旅行することも可能です。
サービス業だからと諦めていた事が、フリーランスになることで実現可能になります。
また、人間関係や上下関係などで悩まされる心配も大幅に減ります。良い意味で人との距離感がちょうど良いのがフリーランスの良いところです。

フリーランス転向により、今までになかった価値観や視点、自由が得られ、自由な時間ができたり、精神的な自由が生まれるとクリエイティブな発想も広がりより豊かなライフスタイルを実現できます。

今は美容師の働く転換期です。新たな価値観に触れたい、環境を変えてチャレンジしてみたい方は是非フリーランス美容師を検討してみてください。

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この記事を書いた人
Mori
Mori
原宿・代官山のサロンを経て、ヨーロッパ、オーストラリアで数年間フリーランス美容師を経験。