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業務委託とシェアサロンの違いを美容師の収入面で比較してみた。

by Taira — MUUK share salon マネジャー

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業務委託とシェアサロンの違いを美容師の収入面で比較してみた。

こんにちは!

MUUK share salon海老名のコミュニティマネジャー平良です。

今日は業務委託サロンとシェアサロンの違いを様々な角度で比較し両者のメリットと特徴を比較してみたいと思います。

美容師の方は是非今後のキャリアパスの参考にしてみてください。

1. シェアサロン・業務委託の違いとは

そもそも業務委託サロンもシェアサロンも知らない人もいるかと思いますので簡単にご説明します。

シェアサロンとは

シェアサロンとは、個室やスペースをテナントとして借りることができるサービスです。個室や半個室、オープン席などそれぞれを個人だけの専有スペースとして利用できるのが特徴です。業務に関わる備品や設備が整っていて、月々の料金を支払えば自由に利用でき、フリーランス美容師の新しい働き方を叶えるサービスとして注目されています。

業務委託サロンとは

美容室と業務委託契約を締結して働くスタイルを「業務委託」といいます。アルバイトや正社員のような雇用主と従業員という関係ではなく、独立した人同士の契約で納品した仕事に対価が支払われるというのが特徴です。

シェアサロンの場合、集客に関しては個人の裁量にゆだねられます。業務委託では美容室のスタッフにカウントされるため、集客や材料発注など自分でおこなう必要がないという点では非常に楽です。

2. 両者のメリット・デメリットを表にしてみた


わかりやすく両者の違いを下の表にまとめてみました。

画像業務委託とシェアサロンの収益の差を表した図。

両者ともメリットデメリットがあるので単純にどちらがいいかは人によって選択肢が変わるかもしれません。

ではひとつひとつの項目の比較詳細を説明します。

1. 休み


業務委託の場合通常では自由出勤制です。
ただ実際に美容室は予約制を採用しているところが基本なのでシフト制を採用している業務委託サロンがほとんどです。


シェアサロンの場合は予約〜施術までのオペレーションは全て各フリーランス美容師が個別で行います。

その際フリーランス美容師は自分の施術中やお休みの日でも顧客からの予約を自動化できるlime、サロンボード、ミニモなどオンライン即時予約ができるシステムを使うと非常に便利です。

2.集客

最近は両者ともインスタグラムなどで自己集客している美容師は一定いますが、基本は業務委託美容師の場合、お店側でホットペッパー集客を行います。

シェアサロンの場合、個別で集客する必要がありますが、他のフリーランス美容師と折半し合って広告費を支払う形でシェアすることもできます。
実際うまく広告を運用すれば顧客が0からでも成立できます。

3.薬剤

こちらも業務委託の場合はお店が薬剤を用意してくれるので発注の手間はありません。なのでもし多く材料を使ったとしても出費はありません。

シェアサロンの場合、個人で薬剤を用意する必要があります。
大抵のシェアサロンは薬剤ディーラーを紹介していて、薬剤の価格もスケールメリットがあるので通常価格より3~50%引きとかなり安く仕入れることができます。発注もwebやアプリでの発注システムをとっており、手間はほとんどかからずにどこからでも発注できます。


4.メニュー設定

業務委託の場合はお店単位でメニューが決められていることがほとんどです。
ヘアセットなど自分が苦手とする施術も行う必要があるので、一定のスキルレベルまで練習する必要があります。

シェアサロンではメニューを自由に決めることができます。
例えばカラー専門で売りたい、スパニストとして働きたい、ヘアセットはメニューから無くしたいなど自由に設定が可能です。

5.金額設定

業務委託はお店単位で決まっていることがほとんどです。
最近はホットペッパーは個人限定クーポン機能がリリースしたので個別の限定メニューを分けて掲載が可能になったのでお店によっては少し自由なところもあるかもしれません。

シェアサロンは金額設定は全て自由。カット価格が2万円だろうと誰も咎める人はいません。

大抵は顧客への負担なども考え、前職のサロン価格をベースに0~500円程度で客単価を考える方がほとんどです。

もしくは既存顧客はお値段据え置きで、広告で新価格で集客してリブランディングすることも可能です。スキルを磨き、自分の市場価値を見直し、新たなチャレンジをしたい!という方にはうってつけだと思います。

6.営業時間

業務委託は顧客からの予約漏れの機会損失がなるべく起こらないように設計されているので営業時間も大抵は決まっています。
また、シフトで動いているので休みたい日に休めない。場合によっては普段早番の人が遅番で出勤をお願いされることも。
運営がうまく回るために多少お店にも合わせる必要があります。

シェアサロンは自分が好きな時に24時間働けるので自由です。
ただシェアサロンによっては席数に対しての在籍美容師が多くなっているケースがあり、働きたい時に働けない。飛び石でしか予約を入れられない。
などの問題が起こっているシェアサロンも散見しています。
これは運営会社によって方針がまちまちなので事前に確認をした方がいいでしょう。また、お店によっては席が空いていても1人の美容師が掛け持ちなどで2席使うことを禁止しているところもあるので合わせて確認してみた方がいいかもしれません。

7.費用や報酬

業務委託は費用はほぼ発生なし。
報酬は経営のコスト比率通りに人件費40%、指名の場合は広告費相当分10%を還元し50%程度の報酬が限界かと思います。

シェアサロンの場合は時間貸し、1日貸し、基本料+売上連動型、利用料固定型が存在するので一概には言えませんが広告費、薬剤費を自分でコントロールすることで60~70%を利益にすることが可能です。


両者とも施術中の事故をカバーする保険や健康保険は自身で加入が必要になります

8.収入

両者の収入差は報酬のパーセンテージに比例するので

【 月の売上が70万円のケース 】
◻︎業務委託報酬40~50%→月収約35万円 年収約420万円
◻︎シェアサロン報酬60~70%→月収49万円 年収約588万円

※年収160万円差

【 月の売上が100万円のケース 】
◻︎業務委託報酬40~50%→月収約50万円 年収約600万円
◻︎シェアサロン報酬60~70%→月収70万円 年収840万円

※年収240万円差

顧客がいる方は集客の必要性が高くはないので経済的に考えたらシェアサロンの方が圧倒的に年収が上がります。



9.サロンとの関係

業務委託は会社と雇用関係にはありません。

シェアサロンの場合は立場が逆転し、美容師が顧客会員になりシェアサロン側が運営会社という立場になり、フィットネスジムやシェアオフィスなどを利用する感覚に近いです。

10.インボイス

業務委託はとても関係ありますが、シェアサロンは消費者と直接やりとりする立場になり、インボイスは関係ありません。といっても全く関係ないのではなく、売上1000万円以下の事業者に限ります。なので1000万円を超えると支払う必要が出てきます。


11.メリット

業務委託のメリットは集客したくない方、最終責任はお店に依拠したい方は業務委託サロンがいいかもしれません。

シェアサロンは還元率が高い分同じ稼働時間でも経済的、時間的にも余裕が出やすく美容師にとって自由度が高い設計になっています。
また、節税面もシェアサロン利用料、材料費なども費用にできます。

12.デメリット

業務委託のデメリットはお店のルールやシステムに合わせる必要があり、一定の不自由さがあります。また、報酬割合はシェアサロンと比べて低いため労働生産性も低くなります。

シェアサロンのデメリットは集客や材料発注の手間、最終責任の所在は美容師本人となります。

3. どちらが向いているかはタイプで分けられる


冒頭でも説明した通り、どちらにも良し悪しがあるのでどちらが絶対におすすめとは言えませんが、どんなタイプがどっちに向いているかという傾向として以下となります。

業務委託は気楽に働きたい人向け

業務委託の業務は主に店舗オペレーションに集約される分、業務内容は美容師の現場業務のみでとてもシンプルです。お店によってはアシスタントのヘルプなどもつくので人気店であれば顧客が0でも直ぐに収入を上げやすい特徴があります。
材料もお店が用意するので材料費もかかりませんん。
施術が好きだけど、あまり他の雑務を考えたくない人にはぴったりだと思います。

シェアサロンは独立心が強い人向け

シェアサロンは運営上のルールを守れば自由にビジネスを行うことができます。リスクもある分リターンも大きく、やりがいを感じ顧客数を伸ばしていけば年収1000万円くらい稼ぐことができ、節税面も業務委託よりお得です。
また、業務委託と比べてバック率が高い分同じ稼働時間でもシェアサロンの方が労働生産性が上がる分余暇も増えやすいのが良いところ。
現状のお店に物足りなさを感じていたら思いきってシェアサロンに移るのも良い選択肢といえます。

4. まとめ

いかがでしたか?

今回は業務委託美容師とシェアサロン美容師を比較してみましたが、他にも個人独立、雇用、面貸し、レンタルサロンなど美容師の働き方も多様化している時代です。これからは顧客をある程度抱えている美容師にとっては良い選択肢が増える時代になっていきそうです。

そのうち個人独立とシェアサロンの比較もしたいと思っっているので、他の記事もぜひご覧になってみてください。

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この記事を書いた人
Taira
Taira
沖縄県出身。海の見える江ノ島で就職後、フリーランス美容師に。現在はMUUK share salonマネジャー。